この記事でわかること

さいたま市は2020年人口132万4,025人、2023年に7,631人の転入超過で、2035年まで人口増が見込まれます。浦和・大宮・与野の合併都市は、東京通勤住宅地と県内の業務中心地を併せ持つことで成長してきました。

さいたま市 人口構成(2020年国勢調査)

指標数値
総人口1,324,025人
年少人口(0〜14歳)168,805人(12.7%)
生産年齢人口(15〜64歳)821,211人(62.0%)
老年人口(65歳以上)304,992人(23.0%)
昼間人口1,229,480人
昼夜間比率92.9%
転入数(2023年)77,210人
転出数(2023年)69,579人
純転入+7,631人
総人口 1,324,025人 数値
年少人口(0〜14歳) 168,805人(12.7%) 数値
生産年齢人口(15〜64歳) 821,211人(62.0%) 数値

将来人口推計:2035年まで増加、その後は横ばい

推計年推計人口
2025年1,353,876人
2030年1,362,700人
2035年1,365,486人
2045年1,361,675人

2035年まで増え、2045年も136万人台を維持

2020年の年少人口は12.7%、生産年齢人口62.0%、高齢者人口23.0%です。昼夜間人口比率は92.9%で東京への流出はあるものの、川崎や横浜より市内に残る割合が高い形です。

推計人口は2025年135万3,876人、2035年136万5,486人まで増え、2045年は136万1,675人です。ピーク後も大幅減ではなく、ほぼ横ばいが見込まれます。

浦和の住宅・教育、大宮の交通・商業が二つの吸引力になる

地域背景の読み解き

浦和区・南区は京浜東北線・埼京線などで東京へ通うファミリー層が住み、文教住宅地としての性格があります。大宮区は東北・上越・北陸新幹線と在来線が集まる交通結節点で、商業・企業支店・行政の雇用を持ちます。

東京の住宅費上昇から広い住宅を求める30〜40代を受け止めつつ、市内にも働く場があることが転入超過を支えます。一方、合併市内には高齢化する既成住宅地もあり、人口が横ばいでも地域別需要は均一ではありません。

読み取りの注意点

読む前の注意

ここで示しているのは将来推計であり、実績値ではありません。今後の出生・死亡・転入転出の動向によって変わる可能性があります。

本文では公表統計の数値を中心に整理しています。統計表から直接確認できる数値と、背景要因の解釈は分けて読む必要があります。

まとめ|さいたま市は東京の受け皿と独自中枢機能で成長する

この記事の結論

さいたま市の人口増は、浦和の通勤・居住機能と大宮の交通・商業機能が組み合わさった結果です。 2035年以降は伸びが止まるため、成長前提から地域別の更新・高齢化対応へ移る必要があります。

  • 2020年人口約132.4万人
  • 2023年は7,631人の転入超過
  • 2035年推計約136.5万人
  • 2045年も約136.2万人でほぼ横ばい

出典:記事末尾の「分析ノート」に記載した公表統計


📊 分析ノート

本記事は以下の統計データをもとに作成しています。

  • 使用統計:総務省「社会・人口統計体系(人口・世帯)」(統計表ID:0000020101、e-Statで見る
  • 対象地域:さいたま市
  • 対象年:2020年
  • データ取得日:2026年6月6日

※ グラフ・表の数値は上記統計データをもとに独自に集計・可視化したものです。

  • 注意点:本文では公表されている将来推計人口の数値を中心に整理しています。推計値そのものと、その背景の解釈は分けて読む必要があります。

※ 表の数値は上記統計データをもとに整理したものです。