2023年は比較した5政令市すべてが転入超過で、純転入数は横浜市9,731人が最多です。一方、人口比ではさいたま市0.58%、千葉市0.52%が高くなります。誤っていた順位を直し、絶対数と人口比の二つの見方を分けます。
関東6都市 転入・転出・純移動数ランキング(2023年)
| 順位(純転入数) | 都市 | 転入数 | 転出数 | 純転入 |
|---|---|---|---|---|
| 参考 | 東京23区 | 703,015人 | 649,116人 | +53,899人 |
| 1位 | 横浜市 | 195,455人 | 185,724人 | +9,731人 |
| 2位 | さいたま市 | 77,210人 | 69,579人 | +7,631人 |
| 3位 | 川崎市 | 96,821人 | 91,346人 | +5,475人 |
| 4位 | 千葉市 | 52,283人 | 47,195人 | +5,088人 |
| 5位 | 相模原市 | 32,014人 | 29,693人 | +2,321人 |
※横浜市は転入195,455人・転出185,724人で純転入+9,731人(絶対数では最大)
絶対数vs相対比率:見え方が違う
| 都市 | 総人口 | 純転入 | 人口比純転入率 |
|---|---|---|---|
| さいたま市 | 1,324,025 | +7,631 | 0.58% |
| 川崎市 | 1,538,262 | +5,475 | 0.36% |
| 千葉市 | 974,951 | +5,088 | 0.52% |
| 横浜市 | 3,777,491 | +9,731 | 0.26% |
| 相模原市 | 725,493 | +2,321 | 0.32% |
人数1位は横浜、人口比1位はさいたま
純転入数は横浜9,731人、さいたま7,631人、川崎5,475人、千葉5,088人、相模原2,321人です。参考の東京23区は5万3,899人で桁が違います。
人口比ではさいたま0.58%、千葉0.52%、川崎0.36%、相模原0.32%、横浜0.26%です。大都市ほど絶対数が大きくなりやすいため、勢いを見るには人口比が役立ちます。
横浜の規模、さいたま・千葉のファミリー吸引、川崎の東京近接
横浜は約378万人の巨大都市で転入・転出の総量が大きく、純転入数も最大です。さいたまは浦和・大宮、千葉は幕張や総武・京葉線沿線が、東京の住宅費上昇から移るファミリー層を受け止めます。
川崎は武蔵小杉をはじめ東京アクセスが強く、相模原は橋本・相模大野が転入の受け皿です。転入超過でも自然減が大きければ総人口は減るため、この表だけで将来人口の増減は決まりません。
読み取りの注意点
人口・労働関連の統計は対象年が限られており、その後の景気動向や雇用変化は反映していない場合があります。
本文では公表統計の数値を中心に整理しています。統計表から直接確認できる数値と、背景要因の解釈は分けて読む必要があります。
まとめ|転入の強さは人数と人口比で別の都市が首位
純転入数は横浜市、人口比ではさいたま市が首位です。 人の流入は住宅・交通の魅力を示しますが、人口維持には出生・死亡を含む自然増減も必要です。
- 横浜市+9,731人で政令市中最多
- さいたま市+7,631人、人口比0.58%
- 千葉市は人口比0.52%
- 5政令市すべて転入超過でも将来人口は分かれる
出典:記事末尾の「分析ノート」に記載した公表統計
📊 分析ノート
本記事は以下の統計データをもとに作成しています。
- 使用統計:総務省「社会・人口統計体系(人口・世帯)」(統計表ID:0000020101、e-Statで見る)
- 対象地域:関東6都市・関東
- 対象年:2023年
- データ取得日:2026年6月6日
※ グラフ・表の数値は上記統計データをもとに独自に集計・可視化したものです。
- 注意点:本文では公表統計の数値を中心に整理しています。人口構成や雇用慣行など本文外の要素もあるため、統計表から直接確認できる数値と解釈は分けて読む必要があります。
※ 表の数値は上記統計データをもとに整理したものです。