この記事でわかること

40〜44歳の所定内給与額は東京42万7,800円、神奈川41万1,900円、栃木38万9,100円の順です。45〜49歳では東京46万7,600円まで伸び、最下位の群馬との差は8万6,200円になります。管理職期の地域差を具体的な産業から読みます。

関東7都県 40〜44歳 男女計 所定内給与額ランキング(2023年)

順位都県40〜44歳(千円)45〜49歳(千円)
1位東京都427.8467.6
2位神奈川県411.9447.3
3位栃木県389.1416.3
4位埼玉県382.4412.7
5位千葉県375.3406.1
6位茨城県371.2399.8
7位群馬県352.6381.4
東京都 467.6 45〜49歳(千円)
神奈川県 447.3 45〜49歳(千円)
栃木県 416.3 45〜49歳(千円)

45〜49歳になるとさらに差が拡大

都県40〜44歳45〜49歳増加額
東京都427.8467.6+39.8
神奈川県411.9447.3+35.4
栃木県389.1416.3+27.2
群馬県352.6381.4+28.8

40代後半で東京と群馬の差は8万円台へ

40〜44歳は東京、神奈川、栃木、埼玉、千葉、茨城、群馬の順です。東京と神奈川の差は1万5,900円ですが、東京と群馬は7万5,200円差です。

45〜49歳になると東京は+3万9,800円、神奈川+3万5,400円、栃木+2万7,200円、群馬+2万8,800円です。全県で上がりますが、上位と下位の絶対差はさらに広がります。

本社管理職と製造業管理職の受け皿が40代差をつくる

地域背景の読み解き

東京は千代田・港・中央の本社、金融、外資系、神奈川は横浜・川崎・厚木の研究開発・製造で、管理職・高度専門職の給与帯が厚くなります。栃木が3位なのは芳賀・上三川の自動車・精密機器拠点が県内で管理職・熟練職を生むためです。

埼玉・千葉・茨城・群馬にも大企業拠点はありますが、県平均では中小企業・サービス・地域産業まで混ざります。40代差は本人の能力だけでなく、その地域に高位職がどれだけあるかの差です。

読み取りの注意点

読む前の注意

所定内給与額は賞与や時間外手当を含みません。また、産業構成・企業規模構成・職種構成の違いまではこの表だけでは分かりません。

本文では公表統計の数値を中心に整理しています。統計表から直接確認できる数値と、背景要因の解釈は分けて読む必要があります。

まとめ|40代で稼げる県は高位ポストの厚い東京・神奈川・栃木

この記事の結論

40代賃金は東京が首位で、神奈川、栃木が続きます。 キャリア後半の地域差は初任給より、管理職・専門職・熟練職へ進める企業拠点の厚みで決まります。

  • 40〜44歳は東京42万7,800円
  • 神奈川41万1,900円、栃木38万9,100円
  • 45〜49歳の東京と群馬の差は8万6,200円
  • 現在額だけでなく地域内の昇進先を見る

出典:記事末尾の「分析ノート」に記載した公表統計


📊 分析ノート

本記事は以下の統計データをもとに作成しています。

  • 使用統計:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(統計表ID:0003426933、e-Statで見る)
  • 対象地域:関東7都県・関東
  • 対象年:2023年
  • データ取得日:2026年6月6日

※ グラフ・表の数値は上記統計データをもとに独自に集計・可視化したものです。

  • 注意点:本文では公表統計の数値を中心に整理しています。産業構成・企業規模構成・職種構成など本文外の要素もあるため、統計表から直接確認できる数値と解釈は分けて読む必要があります。

※ 表の数値は上記統計データをもとに整理したものです。